かれこれ34年・・・
どうも。誕生日です。
すこし寒いけどいい天気でいい気分です。
今日は悪い事2、3しても許してください。誕生日やから。
昔々、当時働いていたお店では誕生日は休みがもらえるというシステムがあった。
バイトやから給料がもらえないだけやけど、希望もださずに休みになるシステム。
誕生日は3月14日。交際している女性もいない僕は、1人で過ごそうと決めた。
スケッチブックを持った僕は近くの川原で1日絵を描く事に決めた。
缶コーヒーとたばこをもって昼すぎに向かった。
天気もよく寒くもない。
太陽の高いあいだ、なんの迷いもなく集中した。
夕暮れ近く、絵もほぼ描き終えたころに、ふいに冷静になった。
「ひとりでなにしてるんやろぉ。」
急に弱くなった僕は太陽が沈む前に家に帰った。
(何事にも揺るがない心が大切っすね。何かをする事に、意味なんか何にもないっすもんね。
誕生日にひとりで川原で絵を描いて過ごす事が寂しい事であると思ってしまったんですね。
誰かとすごすなんて誰もきめてないっすもんね。)
急に弱くなって家に帰ったぼくは何もしたくなかった。
時間はまだ6時頃。
電話が鳴った。中村君や。
(中村君は一つ上のお店の先輩。音楽に詳しく、やさしい先輩。
今はもう会ってないなぁ、元気にしてるかなぁ。)
今お店上がったから暇やし行くわってゆうた中村くんは、実は俺が誕生日なのを
覚えていて、シャンパンとシュークリームとニルヴァーナのCDをもってお祝いに
きてくれた。うす、どうも。とかいってはいたが本当は泣きそうであった僕でした。
思えば中村君にお返しができていないな。いかんなぁ。
という事。友達は大切ってお話ですね。
ひどくめんどくさがりの僕は連絡もなかなかとらなかったりするのですが、
困った友達がいればただちに駆けつけようと、いつも思っています。
34歳、ぶれない心と友達を大切にしようと思います。
吉田ピンチ